ファンドレイザーとして適正収入を得るための必要スキルを経験者が紹介

ファンドレイザーに興味があっても、適正な収入が得られるか不安ですよね?

【BEFORE】
29歳で寄付実績ゼロ、NPOでのキャリア経験ゼロ、対個人向けスキルゼロの状態から

【AFTER】
寄付実績3億以上、時給5,000円以上で仕事がもらえ、スキルを活かして2会社を経営できるようになる

を経験した私が自身の経験を踏まえて、ファンドレイザーを名乗るだけでなく適正な収入を得て働き続けられる人が増えるために押さえて欲しいポイントについてご紹介させていただきます。

目次

ファンドレイザーで適正収入を得るためにはNPOへの売上貢献に寄与できるノウハウがないと難しい

ファンドレイザーが適正収入を得るためには、NPOの寄付収入増加に寄与できるようになることが最も重要になりますが、ファンドレイザー関係の資格を取得するだけで、実績を上げることは難しいです。

その根拠は寄付の性質にあり、寄付は、

  • 形がない
  • 季節需要がほとんどない
  • お金を出した人に直接メリットがない

特徴があるので、実績を出しにくいのです。

日本ファンドレイジング協会さんが提供されている資格制度は、ファンドレイザーという職業やNPOの経営について体系的に理解する上ではとても有益な研修制度ではありますが、「知っている」のと「実践できる」には、大きな隔たりがあるため、資格取得だけではファンドレイザーとして収入が得る状況は実現しにくいことをご理解ください。

ですので、

  • 数年以上のファンドレイザー経験
  • 法人を適切に運営していくためのコンサルスキル

などがないと、ファンドレイザーを名乗れても、適正な収入を得られるファンドレイザーになることは難しいことをご理解ください。

時間や経験を積んだ結果、収入を上げることができるスキルを最初に特定した上でファンドレイザーを目指す

ファンドレイザーを名乗るだけでなく、適正収入が得られるためには、法人が必要として需要があるけど、供給が追いついていないスキル、実績を身につけるしか、方法はありません。

では、どんなスキルや経験を積めばよいか?について、以下ご紹介します。

他にもNPOに役立つスキル、経験は様々ありますが、ほぼ全てのファンドレイザー再現性が高く、自身の収入増加に繋がり易いスキルのみを源泉してピックアップします。

対個人向けのスキルを身につけることの重要性を理解する

一般的に働く人に求められるスキルは、対個人向けスキルと対法人向けスキルの2種類に大別されますが、NPOの場合は90%、対個人向けのスキルが必要とされる、ということをまずはご理解ください。

特に、NPOキャリア初心者ほど、対個人向けスキルが必要となります。(なぜ対法人向けのスキルが必要とされないのか?と考える根拠については、また別のブログでご紹介します。)

以上を踏まえて、対個人向けのスキルの中でも私の中でのおすすめ2大スキルをご紹介しますが、ポイントは、今からお伝えするスキル、ノウハウは、NPOで働かなくても身につけることができる、という点です。

ファンドレイザー系資格を取得するよりも、個人が適正な報酬を得たり、自由な働き方を実現するという観点においては、以下のスキルをまず身につけることの方が、重要度や優先順位が高いと私自身は考えています。

ウェブマーケティングスキル


NPOは民間企業よりも更に人手不足が顕著なNPOばかり(待遇面で良い条件を提示できないことなどが主要因)の現在、ウェブマーケティングの重要性は日々高まってきます。

例えば、以下を実現することをウェブマーケティングで実装できるスキル、ノウハウがファンドレイザーに求められています。

  • SEOライティングのスキルがあり受益者増加につながる記事を見極めて受益者の集客に貢献できる
  • GA4やサーチコンソールの正しい設定をして寄付や自主事業増加に繋がるために必要な打ち手を判断できる
  • ライン、フェイスブック、ユーチューブ、X、メールマガジンなどのツールの役割の違いを理解し運用に落とし込める
  • ライン公式アカウントやLステップを活用して、寄付見込者の寄付意欲を可視化する仕組みをつくることができる
  • 寄付者に適切な事業報告を実施した結果、リピート寄付が促進できる仕組みを作ることができる

このようなノウハウ・スキルがある人は、寄付収入増加に貢献するために必要な条件をNPOに提供することができ、その結果、寄付収入増加や報酬増加に繋がり得る状況が叶えることが可能です。

CRMスキル


寄付者、受益者(自主事業の利用者)、ボランティア等、様々な属性で関わる人達をどのように法人として把握し、全スタッフが関わってくれた人の参画度合いを理解できるようになるのか?ということは、NPO経営の根幹を支える必要な要件になりますが、それを実践する上で最も必要な考え方がCRMになります。

CRMについて詳細をご存知ない方は、動画で詳しくご紹介していますので、ぜひご参考ください。

まとめ

ファンドレイザーになって、かつ、NPOの収入増加を貢献するためには、対個人向けのスキルの一環で、ウェブマーケティングやCRMのスキルを身につけることが重要であることをご紹介しました。

以上お伝えした概念は、他のファンドレイザーで得意な方の絶対数が少なく、かつ、ほぼ全てのNPOに求められるスキル、ノウハウになるので、非常にコスパよくファンドレイザーとして、適正収入を得ることができ得ます。

なお、NPOで働く場合は、企業と比べて給与水準が下がる可能性は、極めて高くなりますので、その点を抑えつつ、どのタイミングでファンドレイザーの資格を取得するのか?どうやってそのスキルを活かすのか?など、ご参考いただければ幸いです。

NPO業界で適正収入で働きつづけたり、自由な生き方を実践する上でのノウハウについてもっと知りたい方は、ラインの友達登録をよろしくお願いいたします。

記事を読んで下さりありがとうございました!
それでは、今日もよい一日を!

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この記事を書いた人

法人営業7年→子育て系NPO勤務6年のキャリア後、2019年4月に独立。WEBマーケやCRMを軸に、体系的に売上増大や業務軽減を実現できるコンサルティングを行う。働くテーマは虐待予防の仕組みづくり。プライベートでは3児の父であり、琵琶湖で釣りガイド&ゴムボート販売業を営む会社も経営。自身の経験を活かし、皆様に役立つ情報発信に努めます。

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