いまや大副業時代。お金、働きやすさ、やりがいなど、様々な基準で副業がやりやすい時代に私達は生きています。
しかし、選択肢が多い上に時代の変化が激しい事も重なり、結局、どんな副業やキャリアを選択すれば良いか迷いますよね?
数々の業界がある中で、なぜNPO業界でキャリア形成すべきなのか?どんな意義があるのか?について、NPOキャリア10年以上の経験を生かしてご紹介いたします。
高度経済成長の出口戦略を実践することで日本は再び世界にプレゼンスを示せる
少子高齢社会、失われた30年という言葉が象徴するように、日本は経済において、社会のパイを増やしていくということは難しいかしれません。
でも、社会のパイは増やせなくてもお金の流し方を変えることで幸せが増幅することがあります。
あるいは、お金の活かし方を変えることで、人と人が応援し合い、励まし合える社会を実現できることがあります。
私達はまだ、その可能性に、気づいていないのかもしれません。
みなさん、高度経済成長期はまだ終わっていないんです、成長は止まったかもしれませんが、個人の莫大な金融資産として形が変わっていて、今も顕在しています。
私達は、高度経済成長期の出口戦略を掲げ、そして、戦略を実行する必要があるのではないでしょうか?
すなわち、市民のチカラで遺贈寄付を推進すること。
このことこそ、社会課題を解決する上で、最も合理的でチカラを入れるべきことだと、私は信じています。
NPOで持続可能な働き方と法人の基盤整備を同時に実現することの意義
今お伝えした文脈において、NPOの役割が重要になることは言うまでもありませんが、NPOは今、様々な課題を抱えています。
例えば、正職員の年収が200万円台というデータが日経新聞で公開されていたり、全NPO、約7割は年間売上1,000万円に満たないというデータが存在していたり。ヒト、モノ、カネ、情報、あらゆるものが不足している状況になっています。
出典:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE0540H0V01C22A2000000/
売上が十分でないNPOが遺贈寄付で大口金額を受けても、適正にお金を回せるわけがなく、NPOは現在、遺贈寄付を受入れる体制が実質整っていないと言っても過言ではありません。
だからこそ、NPOの基盤整備が必要で、奏ワークスがそこを成し遂げたい、みなさんと共に次世代にバトンをつなげる未来を実現したい、と考えています。
具体的に3つの方法でNPOの基盤整備を進める方針を掲げています。
- NPOの基盤整備のノウハウを持った人が育つための研修を提供する
- 研修生が時給3,000円以上でNPO業界で仕事を得ることができる仕組みを整える
- 研修生が手掛けた業務により、NPOの基盤整備が進む
この3つを推進していきたいと考えています。私はNPOキャリア10年以上、独立5年目になりますが、マイクロ法人の経営者、ファンドレイザー、NPOの事務局長、様々な立場で複数業務に関わり、NPO業界の中で高い水準の収入を得ており、自らの経験を糧にして、NPO業界に貢献できる!と信じています。
キントーンを味方にすれば誰でもNPOで持続可能なキャリアは形成できる
NPOのキャリアで時給3,000円を超えるような仕事が継続的に得られる、持続可能な働き方は、誰でも実現可能です。
私自身、現在、時給3,000円〜30,000円くらいの範囲で仕事を得る事ができています。
もしかしたら、私が特別で、他の人へのノウハウ移転はできないのでは?と考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、私が特別という訳ではなく、単に諦めずに継続し続けただけであり、誰でも再現性高くコンサルができることは十分可能だと断言できます。
なぜなら私も、かつては、初心者だったからです。現在、NPO基盤整備の核をキントーンにおいていますが、実は、私自身がキントーンの事を知ったのは約3年前で、それまでキントーンを軸にコンサル等実施したことはありませんでした。
最初は、ユーチューブ等で独学で勉強し、経験ないのにキントーンコンサルできると言って内心ビクビクしながら数十万円の案件を受託し、わからないことだらけだったのですが、キントーンのカスタマーサポートセンターに電話で色々と教えてもらいながら、ノウハウを身につけるというプロセスを経験して、今に至っています。
これらのプロセスを自分で経験する中で、最短、最小労力でキントーンを軸にNPOコンサルができるために必要なノウハウをパッケージ化し、誰でも再現性高くコンサルができるようになることはできるんです。
エクセルをキントーンに代替えするだけでDXは実現できる
キントーンって何?どうやってNPOの基盤整備に寄与するのか?イメージできない方もいらっしゃるかと思います。
基盤整備とかDX実現とかいうと、ハードルが高く聞こえるかもしれませんが、私が普及させたい考え方を一言でお伝えすると、「エクセルの代わりにキントーンを使いましょう。」となります。(キントーンとエクセルの違いは?)
エクセルの代わりにキントーンを使う法人が増える、これだけで、NPO業界全体は間違いなく加速し、スケールします。
キントーンは、エクセルと同じ様な感覚で利用できるツールなのですが、エクセルと違って、立場の違いによって、閲覧できる情報を細かく定義したりすることができたり、エクセルでいうファイルとファイルをつなぎ合わせて、見やすく情報を整理することができたり、エクセルで業務を回すよりも遥かに生産性が高い仕組みを導入することができるツールです。
ボランティアや事務局など複数の立場の人が関わるNPOにとって相性がよく、業務改善や基盤整備が図ることができるツールであり、サイボウズさんの大盤振る舞いで、年間たった1万円強の価格で、900ユーザーが使えるという、民間企業に比べて数百倍コストを抑えて、キントーンを導入することが十分可能です。
キントーンを普及させることはNPOにとっての革命であり、働き手にとってのブルーオーシャンである
なぜキントーンがNPOに十分普及していないかというと、要因は明らかで、支援できる人のスキルが足りていないからで、ファンドレイザー等でキントーンを使いコンサルできる人はほとんどいません。
ではなぜ、ファンドレイザー等がキントーンを使いこなせていないかというと、キントーンの可能性やキントーンで何ができるか?を単純に気づけていないだけです。
キントーンがNPO業界の在り方を変えてしまう能力がある事に、NPO運営者、支援者はまだ気づいていません。
キントーンの競合に当たり最もシェアを占めているツールとしてセールスフォースがありますが、寄付者管理においてはある程度、各NPOでSalesforceを活用して機能している事例も見受けられますが、受益者やボランティアの管理をする上で、十分活用できているNPOはほとんど無い中、キントーンなら、寄付者、受益者、ボランティア、様々な人を対象に、業務を改善することができるのに、NPO運営者はキントーンの素晴らしさがほとんど理解ができていません。
キントーン導入の案件は、コンサルが納品の品質を担保しやすく、かつ、複数のNPOにほぼ同じ内容で提案し顧客ごとのカスタマイズ性が低く、最低1案件5,000円以上で効率よく受注ができる条件が整っているのにも関わらず、NPOの支援者はそれが可能なのだという事実にほとんど気づいていません。
Salesforceに代わり、エクセルに代わって、より多くのNPOがキントーンを使ってもらえるようになること。そこを適正収入を得てNPO支援者が推進していくこと。これこそが、NPO業界にとって、ボーリングのセンターピンを倒すような、重要なアジェンダであり、業界を成長させる最適解なのです。
奏ワークスの研修を通じて理想の働き方を実現しつつ社会を変える仲間になりませんか?
今お伝えした内容ををぜひ推進したく、私は奏ワークスを起ち上げました。
そして、スピードを加速させ、スケールさせるために、皆さんのお力をお借りしたいと思い、研修制度をはじめました。
業界が発展するため、私がこれまで身につけたノウハウを惜しみなくオープンにして、私の研修の受講者が稼げることに最も重きをおきつつ、研修生がコンサルできるようになって様々なNPOの基盤整備に貢献することができ、遺贈寄付を受入れる体制が推進される。
そんな未来をみなさんと一緒に実現したいと思っていますので、ぜひお力添えよろしくお願いいたします。私は既に別事業で生きていくのに十分な収入が確保できているので、奏ワークスで生まれた利益は、少しでも多く関わって下さる仲間に還元できる方針で運営していきますので、ぜひ、ご協力をお願いします!