在宅でITの仕事を実現するために大切な事|安定的な売上の目指し方

自宅でITの仕事が出来たら、通勤時間から開放されたり、子育てと仕事の両立ができたり、好きなタイミングで仕事が出来たりと最高ですよね?

一方で、ITの分野は参入障壁が低いため、競合が激しく低単価競争になりがちで、十分な売上を上げるために働く時間が長くなったり、プライベートとの境目がなくなったりと不安や苦労も考えられます。

かつてはIT自宅仕事経験ZERO(15年間)の状態から、一気に在宅ITの仕事に切り替え5年を経験、年収も右肩上がりを実現できている私の経験を元に、在宅でITの仕事を実現するために重要ポイントをご紹介します。

目次

高単価受注を狙うことが最も大切なポイント

在宅でITの仕事を、継続的に続けていくために、最も大切なのは高単価受注で仕事がもらえるように、自分のスキルを高めたり、顧客の獲得方法を学ぶ事です。

高単価受注ができるようになるために、4つの観点をご紹介します。

プラットフォームで受託をし続けない

クラウドワークス、ランサーズ、ITで仕事の受注ができるプラットフォームには、数々の競合がひしめきあっていて、低単価受注になってしまいがち。

単価が低いと、自然と労働時間が長くなるため、せっかく在宅ITの働き方を実現したとしても、通勤時以上に労働が必要な状況になりかねません。

  • クライアントワークのノウハウを一通り一巡して実体験してみる
  • 自分のスキルがどれくらいの単価で市場に合うのかを試してみる

そういった事を意図して、単発的に、初心者程、プラットフォームで受注経験を積むのはアリですが、いつまでもプラットフォームに頼らない事を心がけましょう。

上流の仕事を受注する


自分が持っているスキルをいかに、上流工程で受注できるようになるかは、受注単価に直結する重要な要素です。

デザイン、動画編集、ライティング。誰もが思いつくこれらの業務は、在宅ITで仕事をしやすい代表例になりますが、提供できる労働者も多く、言われた事をやるだけになりがちなので、担当を変えられてしまうリスクにさらされています。

これらを単発で請け負うという受注スタイルではなく、提案する法人の市場環境を理解し、その法人の独自の強みを定義し、競合と差別化して勝てるポイントを見つける、そういったスキルを身に着けて、法人の上流工程で受注をした上で、実際に行う作業はデザインやライティングだったりする、そんな受注スタイルができるようになる事で、単価を上げることができるようになります。

競合が少ない仕事を受注する

市場があるけど、競合が少なかったり、競合が全くいないニッチな部分を見つけて、仕事を受注することで、他に提供できる人がいない状況なので、比較的自由に価格を設定して高単価受注ができます。

私は、NPO×CRMという領域に着目し、1法人に対して20万円から受注スタートで、NPO業界の中では高単価で案件受注ができるようになっているのですが、今は、NPOに対しては、1法人で50万円であったり、NPOではなく営利企業に対しては1法人100万円以上で受注できる状況が実現できてます。

NPO×CRMという軸で、展開している競合はほぼいない中、価格を段階的に上げていくことで、現在は20団体以上の取引を行い、高単価化と顧客の絶対数を増やすことが実現できています。

ですので、競合が少ないニッチな所で戦うのは、価格を上げる上で非常におすすめの方法です。

法人に対して価値が高いスキルを身につけて受注する

在宅ITの仕事を、

  • 個人から受託する
  • 法人から受託する

2つのターゲットが存在していますが、法人から受注する方が、高単価で仕事が得られやすい場合が多いです。

理由は2つあります。

法人の方がお金を持っている

法人は純資産、正味財産等、個人の財布でいう預金、貯金がある、という法人が数多く存在しています。

内部留保という言葉を聞かれたことがあると思いますが、莫大な内部留保を抱えている法人もあるため、適切な価値さえ提供できれば、個人よりも法人の方が高単価で受注できる条件が揃っている法人が多いです。

試しに、お金がないと言われるNPO法人の活動計算書(決算書)をサイトで見てみてください。

NPO法人は、情報公開が義務のため、活動計算書が閲覧できるのですが、正味財産という所をみると、一定の金額が内部留保できているNPOを複数見つけることができます。

法人から受注するためには営業ノウハウが必要になるため、個人向けに事業展開するよりも競合が少なくなる

ITの仕事を法人から受注するためには、必ず法人と商談を行い、交渉して、受注する、受注内容を確実に遂行して納品する等の一連の作業が必要になります。

個人から受注することに比べると、法人の方が決裁者が複数いたり、上記の工程が複雑だったりするため、いわゆる営業だったり、クライアントワークだったりが必須になります。

営業が苦手、やり方が分からない、という部分が参入障壁となり、法人向けに取引をしようと思っているITスキルを有する人の絶対数は限られてくるので、競合を避けるなどで受注しやすい傾向があります。

IT在宅の働き方を叶えるために仕組みをつくって売上の自動化を実現しよう

在宅でITの仕事を安定的に受注するには、高単価受注だけを抑えていればいいのではありません。

私の経験談から、ITで在宅の仕事をするために外せない、更に重要な2観点についてご紹介します。

マーケティングファネルを構築し集客自動化の仕組みを実現する

どんな仕事をするにしても、集客なしには安定的な売上確保は実現できないものですが、マーケティングファネルを構築して、体系的に集客が実現できる仕組みを実装する必要があります。

マーケティングファネル(=NPO業界でいうところのドナーピラミッド)の概念や、実務への活かし方についてご紹介したブログで、詳細はご案内しています。

仕組みをつくる。

この発想が何よりITの仕事を行う上で重要なのですが、仕組みをつくることの大切さを理解いただける以下の図をご紹介させてください。

家の近くに川があって、水が必要な場合、

  • いつもバケツを持って川までいく=仕組みがない
  • 川と家を水路で結ぐことで川までいく必要がなくなる=仕組みがある

となりますので、後者の方が明らかに生産性が高くなります。

仕組みをつくる=マーケティングファネルをつくる

ことで、在宅ITの仕事が叶いやすくなる事を覚えておいてください。

集客において、ITはマーケティングファネル構築がやりやすい特徴があります。

チラシを100枚配布するだと、何人の人がどこまで読んでくれたか分からないものですが、チラシの内容をブログで紹介すれば、何人が来てくれたか?どれくらい時間をかけて読んでくれたか?どこをクリックしてくれたか?の途中経過が図れるからです。

ですので、ぜひ、ITでマーケティングファネルの構築を実現し、集客の自動化を目指してください。

CRMを構築して既存顧客からの売上最大化を実現する

ITで売上が立てやすい代表的な業務としてCRMがありますが、CRMを構築すれば、常に新規から売上を上げるための優先順位を下げて、既存顧客から追加で別サービスを購入いただけたり、1サービスの加入期間を延長してもらうことで、売上の最大化が見込めることが実現できます。

CRMは、売上規模が1,000万円を超える法人が全体の3割弱しか存在しないと言われるNPO業界であっても、非常に重要な概念として位置づけられていて、全ての法人が実装すべき代表的なITサービスと言っても過言ではありません。

私の場合は、釣りガイド事業とEC事業を行う会社を経営していますが、

  • ゴムボート等の販売
  • バス釣りガイド
  • ゴムボート等の修理

という3サービスを提供しているのですが、人によっては、複数サービスを購入してくれる人がいて、誰がいつどんなサービスを購入してくれたか?誰とどんなやりとりをしたか?ガイド中にどんな会話をしたか?という情報を全てCRMで記録しています。

その記録に基づき、顧客とコミュニケーションをとることで、顧客がリピートでガイドに来てくれるようになったり、以前ガイド中に商品購入に興味があると話していたことを覚えていて、適切なタイミングでメールして、ゴムボートの販売をすることができる、こういったことが実現できています。

上記は完全在宅で完結する事業ではないですが、ITを活用してCRMを構築することで、売上最大化が図れる状況が実現できているため、CRMはIT在宅者にとっては必須のスキルだと思っています。

CRMは、エクセル等では構築が難しく、専門スキルが必要ですので、ニーズがあるけど様々な法人が対応できていない、ビジネスチャンスがある領域になりますので、ぜひご参考ください。

未経験者がてっとり早くITの仕事を身につけられるおすすめ講座

高単価で商品を提供し、集客の仕組みを自動化し、購入してくれた顧客に対する売上の最大化を実現できれば、ITで在宅仕事することは十分可能になります。

あなたがホワイトカラーで身につけたスキルを最大限に活かし、今お伝えしたようなスキルをあなたが実際に身につけてITで在宅仕事ができるようになる事を実現したい方は、CIO養成講座のラインにぜひご登録ください。

ラインに登録いただければ無料動画で在宅でITの仕事を実現するためにもっと詳しい情報をご紹介しています。

それでは、今日もよい一日を。

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この記事を書いた人

法人営業7年→子育て系NPO勤務6年のキャリア後、2019年4月に独立。WEBマーケやCRMを軸に、体系的に売上増大や業務軽減を実現できるコンサルティングを行う。働くテーマは虐待予防の仕組みづくり。プライベートでは3児の父であり、琵琶湖で釣りガイド&ゴムボート販売業を営む会社も経営。自身の経験を活かし、皆様に役立つ情報発信に努めます。

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