法人営業で売上を上げている、年商数千万〜億規模の経営者、責任者の方へ
スプレッドシートやエクセル、スラック、LINE、チャットワークでの営業管理に限界を感じていませんか?
営業に必要な機能をキントーンで体系的に実装する事で、売上増加や脱属人化、生産性向上を目指すために必要な情報をご紹介します。
なぜスプレッドシートは営業管理システムに向いていないか?
営業管理するためには、法人情報と、商談情報、担当者情報を分けて管理する必要がありますが、スプレッドシートは、各情報を別々に分けて保存した場合、各情報を紐づけることが難しいのです。
構造的に情報を溜めることができない
営業で売上を上げるために最も重要なのは、決裁者に会えている事であり、法人だと複数の担当者に会うことで成約率が高まります。
営業で成果を上げるために、1法人につき、何人の担当者にあっているのか?どれくらいの頻度で商談をしているのか?どんな商談を行ったのか?を、1営業マンだけでなく上長含めて組織的に管理をする機能が必要になります。
つまり、構造的に情報を溜めていく必要があるのですが、スプレッドシートやエクセルだと、どうしても構造的に情報を溜めることができません。
メール履歴や見込となる金額情報なども管理を行うことができない
営業で売上を上げるためには、対面、Zoom等での商談情報に限らずに、営業マンが行ったメールや電話でのコミュニケーション履歴、受注した場合の見込金額の情報等も、併せて管理をすることが必要になります。
これらの情報も含めて、見込顧客と対応した1営業マンだけに限らず、組織全体で情報を分かりやすく整理することは、スプレッドシートだけでやることはできません。
営業管理システムに必要な要件の体系的まとめ
上記踏まえて、営業管理システムに必要な機能を整理してみます。
見込リストの作成 | リストを作成する |
商談、案件管理 | リストから商談につながった法人を把握する |
営業マンごとの商談数などの営業プロセスを可視化する | |
確度高い法人が可視化される | |
タスク管理 | 次回の宿題が管理できる |
見積書作成 | 確度が高い法人に対して見積書を作成する |
稟議申請 | 作成した見積書を上司に稟議申請する |
受発注管理 | 受発注後の事務手続きの進捗を管理する |
予実管理 | 月次、四半期等の頻度で予実管理が行える |
情報共有 | 営業マン同士が情報交換や資料共有ができる |
キントーンで解決できること|売上増加などを実現する機能をパッケージ導入できる
これらの機能を中小企業がパッケージ導入するには、kintoneを活用するのが最もおすすめです。
- 現在、月間約700件で導入が進んでいて確かな実績がある
- 1法人につき10人で月18,000円で利用できるため組織としての活用が捗る
- 様々なツールの中で最も操作が簡単であり、プログラミング知識なくても業務システムが自分たちで構築できる
- 構築後、不明点あればカスタマーセンターに電話で聴き放題のため、内製化が進めやすい
予算をなるべく抑えて、属人化を防ぎ、運用負荷を軽減させ、組織的に売上を上げる仕組みを構築するためには、エクセル等をkintoneに替えるだけで、日々の営業活動を資産化、見える化し、組織全体の営業力を強化し、売上に繋げる仕組みを構築ができます。
事例紹介
例えば、以下のような画面を構築が可能です。
kintoneは、アプリといってエクセルの1ファイルに相当するものをいくつも組み合わせることで業務システムが構築できます。
- テレアポリストをつくる=リード管理
- 商談化した案件の情報を溜める=案件管理
- 法人からもらった宿題を管理する=タスク管理
- 見積もりを依頼されたら見積作成し、稟議を上げる=見積管理
- 予実管理を行う=予実管理
こういったシステムであれば、2日あれば仮環境の実装が可能で、構築した画面を触りながら、実務に即した仕組みを構築することができるのが、kintoneの強みです。
セールスフォースとキントーンの比較|自分たちが使いこなす工程をどこまで重視するかが鍵
営業管理システムで最も有名なツールとしてセールスフォースがあり、確かに営業管理に特化した機能が集約された素晴らしいツールではありますが、高機能すぎて使い切れない等のデメリットも散見されます。
- 営業マンが20人以内程度
- 売上が10億以内
- 現在スプレッドシートやチャットワーク等で営業管理を行っている
上記のような法人であれば、間違いなくセールスフォースよりもkintoneをおすすめしますが、より情報を知りたい方は、以下ご参考ください。
様々なマイクロ法人のCRM,SFA実装実績について|私の経歴
以下、主な私の経歴を記載します。
システム構築に限らず、Webマーケティング、インバウンド、アウトバウンドの営業活動、売上を上げる前工程部分を含めて、一気通貫で法人に必要なツールの最適化を実行できるのが強みです。
- 専従ファンドレイザーとして1NPOの寄付事業立上げ、累計1億円以上の寄付集めに寄与
- 売上1,400万のNPOが寄付を中心に億超えするまでの体制を伴走
- 設立3年で認定NPO法人格を取得し、正職員1名のみの体制で設立6年累計4,000万超の寄付集めに寄与
- 正職員4人から2人に減るもDX推進により、利益率が改善する体制に寄与
- ボランティア200人超をスラック、スプレッドシートで運用する中限界を迎えていた状況を改善する仕組み(kintone)の初期構築
- 寄付者管理セールスフォース、自主事業利用者管理コングラント、kintoneの体制構築
- クラファン、730万円達成、1,700万達成、300万円達成等のプロジェクトに参画
先着10社限定|1ヶ月無料で構築キャンペーンを実施中
kintoneにどれだけ興味があっても、実際に触ってみたり使ってみないと分からない、というのが率直な感想だと思います。
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また、この記事を読んで、営業管理システムに困ってる法人責任者様をご存知であれば、記事をシェアしていただけませんか?
スプレッドシートやLINE等で営業管理を行っているだけで、過去の営業情報が蓄積されず売上の損失につながっています。
あなたのご紹介で成約に至った場合に、報酬をお支払いしておりますので、ご紹介よろしくお願いいたします😀
奏ワークスCEO北村政記
NPO経営は課題だらけ、人、サービス、寄付が集まらず、法人数は逓減傾向です。
理想があっても現実は厳しいという事実に向き合って、細く長く適切に事業を大きくする方法を実践してみませんか?
- NPOキャリア15年
- 累計寄付実績4億以上
- FRJ登壇回数10回以上
- 専従ファンドレイザー→2つの営利企業の経営
上記実績に基づき、他力を活用いただく事の重要性についてまとめてみました。
NPOで働く人が少しでも長く適切にNPOで関わり続けて欲しい、行政や企業が助けてくれずに困っている人を救える受け皿としてNPOが機能して欲しい。
そんな願いを込めて、記事を綴ります。
NPOの法人数は下げ止まり、年々数は減少している根本原因
全NPOの皆様にまず、直視して欲しいのは以下の図です。

引用:https://nponews.jp/npo/npo-data/
なぜこうなっているか?詳しくは以下にまとめていますが、私は根本原因は、近代国家の成り立ちに起因すると考えています。
明治維新と戦後復興。
近代日本を形成してきた2大イベントは、武士や官僚といった特定人物が成し遂げた経緯があるので、私達には、市民全体が社会を変えてきたという成功体験がありません。
自分たちで社会を良くした体験が根底にない日本人に対して、寄付などを通じて主体的に社会を変えていこうと呼びかけは、そもそも、無理があります。
誰かにお願いされたから、という関係性を軸に寄付を集める方法であれば、形になることもありますが、再現性高く事業が大きくなる土壌がないと、冷静に現状を認識した方がいいと、私は考えています。
NPOに15年関わってようやく理解できた間違った考え
かつての私もそうでしたが、NPOで働く人は、誰もが理想を掲げますが、現実と乖離がある事に気づかないまま(目を背けたまま)、間違った努力に疲弊し、自分も社会も豊かにできない状況に陥ってしまう傾向があります。
- 教科書通りの寄付集めをすればどの団体も等しく寄付が集まる
- 自力で知恵を持ち寄れば活動を大きくできる
- 資格やSNSを学べば成果が出せる
これらがなぜ間違っているのか?を解説します。
寄付はどの事業をやっているか?で全てが決まる
寄付額に最も大きな影響を与えるのは、どの分野の事業を行っているか?に依ります。
どれだけきれいにサイトをつくっても、事業の分野によって寄付の集まり方は変わってくる。
この認識は、元IPSのファンドレイザー渡邊さんや日本一マンスリーサポーターに知見があるファンディオの山内さんも同様の発言をされている事を、プライベートでお会いして聞いたことがあります。
教科書通りに寄付集めをするために、自分たちはまだ答えが見つかっていないだけだと、いう方は、答えはないのに、間違った努力をされるリスクが高いと思っています。
正しくお礼を伝える仕組みは高度すぎて自分たちでは形にできない
NPOは、寄付者として、クラファン、物品寄付、クレカの決済手段で寄付を募集し、ボランティアや自主事業の利用も呼びかける必要がある法人格です。
つまり、入口がたくさんありすぎて、1人の人がいつから、何回寄付したか?寄付以外にどれだけ活動に参画してくれているか?を管理することが難しい特徴があります。
寄付者にファンになってもらい、ファン度を高めるコミュニケーションをするためには、民間企業だと100万以上のコストをかけて導入している高度なITシステム(CRM)を導入しないと、実現することができないにもかかわらず、その重要性にすら気づいてないNPO関係者が多すぎます。
仕組みがないがゆえに、クラファンで一度支援した事を契機に、報告し続け、応援され続ける関係性が構築できているNPOは、残念ながらほとんどありません。
自分たちだけ努力して、適切な仕組みを作って成果が得られる程、NPO経営は甘くありません。
共感より面倒くさい、忙しいが勝ってしまう
いくらSNSで呼びかけても、自分ごとでないプロジェクトを応援しようという動機が高まる可能性が低いため、寄付は集まりにくいです。
この差分が大きな壁となり数日が経過し、他タスクに埋もれて、寄付する気持ちがあったのに、実行できないで終わってしまう。
そんな寄付見込者は溢れていて、着実にリマインドをやりきれるマンパワーがNPOにも不足していることが、寄付者の絶対数が増えないボトルネックになっています。
資格やSNSを学ぶ事と、売上につなげるための具体的なアクションを徹底できるかは、別問題なのです。
泥臭く活動を続ける中で見出した解決策
じゃあ、NPOの将来は真っ暗なのか?というと、私はそうは思いません。なぜなら
- 世界一の個人金融資産が顕在し遺贈寄付市場からの財源が期待できる
- 報酬の高さで優秀人材を雇えなくても副業市場からの人材流入が期待できる
以上の2つは、日本の希望であり経済成長性とは別の切り口で、再び日本が世界に存在感を示しつつ、今度こそ、市民のチカラで思いやりを循環させる成功体験を得るチャンスがある、と信じています。

引用:https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71684840X00C23A6KNTP00/
NPOが活躍する社会を推進するために、私が提供できる価値を記載します。
NPO経営の根幹を体系サポートした価値提供が可能
決して優秀でない(後述)私ですが、15年もがき続けた結果、NPOの経営を支える土台を構築できるようになりました。
ぜひ、専門家の力をうまく活用して、自団体のスタッフでしか集中できない事にリソースを割いて欲しいと思っています。
売上が上がるサイト製作やファンドレイジング戦略の立案
ワードプレスで、デザイン性は高くないけど、売上を上げるために必要な情報を集約したサイト構築をすることが可能です。
サイト構築に限らず、
- GA4やサーチコンソールの設定
- 寄付最大化を見越した寄付募集ページの作成
- 問合せ業務負担を軽減するためのフォーム設計
- ドナーピラミッドの考えを実務に落とすための仕組みづくり
など、寄付見込者に見える部分だけでなく、業務全体の工程を俯瞰した上で、サイトに必要な様々な機能を体系的に形にすることが可能です。
例えば、寄付集めを行うNPOは、必ず寄付募集ページを自社ドメインで構築する必要がある(活動実績が積み上がる程、検索順位で上位表示されるようになるため)のですが、コングラントさんやシンカブルさんで手軽に作成できる、寄付募集ページを他ドメインで作成してしまう傾向があるので、適切な寄付募集ページの監修やアドバイスをすることができます。
NPOではないですが、私がワードプレスで立ち上げたサイト(数年前に作成して放置中の個人事業向けサイト)を紹介させていただきます。
リピート寄付最大化を意図したIT構築、各ツールの全体最適化
寄付募集、寄付時のお礼、領収書発行、認定NPOに必要な管理体制の構築、毎月お礼を届ける仕組み作りなど、細く、長く、寄付者との関係性を保ちつづけて共感の輪を拡げていく土台となるITシステムを構築が可能です。
認定NPO法人格取得のアドバイス等中長期で関係性を構築するための土台づくり
全NPO法人の5%強しか存在していない、認定NPO法人になるために、必要な事を設立まもないNPOや、設立10年以内のNPOに対して、認定取得から逆算して、必要な時に必要な事を実践するためのアドバイスが可能です。
認定取得に興味がある法人は、以下の動画をご参考ください。
私のITツールに関する実績|NPOが触れる様々なツールを網羅
ロボットペイメント、コングラント、シンカブル、セールスフォース、キントーン、レディーフォー、チャリボン、ヤフーネット募金、グーグルアドグランツ等、NPOで働いている人であれば、誰もがきいたことがある様々なツールを私自身で構築、運用した経験があるため、どのツールをどう組み合わせて業務最適化を図ればよいか?について、実際に手を動かした経験に基づき、アドバイスが可能です。
失敗ばかりしてきた私だけれど、同胞の力になりたい
私は決して優秀な人間ではなく、様々な失敗やクライアントに迷惑も掛けてきている部分もあります。
これまでの私の経歴を包み隠さずに公開します。
〜7歳 | 母親に虐待、体罰を受けて育つが、愛情も注いでもらう |
29歳 | 大阪2児虐待死事件を契機に、新卒の会社を退職し、NPOに飛び込み同然で転職 |
30歳 | 半年間フルタイムボランティアをするも、正職員になれずに民間企業に転職 |
31歳 | 人生初のクラファン(チャリティラン)でNPO事業立上げ資金で100万円を集めた実績が認められて、念願の正職員(ファンドレイザー)になる |
37歳 | 1億以上の寄付集めに寄与するも、経理担当との人間関係に悩み4ヶ月間休職。初めて子どもを授かるも年収200万円台で自己肯定感はどん底に |
39歳 | 15年間の会社員生活にピリオドを打ち、ビビリながら起業。数年後には20社以上のNPO経営支援を行い、累計寄付3億円以上に |
42歳 | NPOの基盤整備と人材流入を推進すべく、奏ワークス株式会社を設立。次世代に紡ぐ会社にすべく、長女の名前の頭文字を法人名に含める。 |
44歳 | 未経験者でも15万以上の案件獲得ができるCIO養成講座をリリース。受講生が5名を突破し、現在に至る、プライベートは3児の父を務める |
具体的なNPOご支援事例
優秀でなくても、15年間NPO業界にしがみ続けた結果、以下のような事例に関わることができています。
- 専従ファンドレイザーとして1NPOの寄付事業立上げ、累計1億円以上の寄付集めに寄与
- 売上1,400万のNPOが寄付を中心に億超えするまでの体制を伴走
- 設立3年で認定NPO法人格を取得し、正職員1名のみの体制で設立6年累計4,000万超の寄付集めに寄与
- 正職員4人から2人に減るもDX推進により、利益率が改善する体制に寄与
- ボランティア200人超をスラック、スプレッドシートで運用する中限界を迎えていた状況を改善する仕組み(kintone)の初期構築
- 寄付者管理セールスフォース、自主事業利用者管理コングラント、kintoneの体制構築
- クラファン、730万円達成、1,700万達成、300万円達成等のプロジェクトに参画
ありがたい事に、アジア最大級NPO関係者1,000超が集まるイベントFRJ2025でオンデマンドセッションを担当し、私担当のセッションだけで、1,301の閲覧数(全体の約15%)になりました。

出典:https://jfra.jp/news/55009

私担当のセッション
NPO経営の土台を整備し、次世代に紡げる法人として機能するよう、NPOのゼロイチプロジェクトに関わらせてもらえたら嬉しいです。
ご連絡お待ちしております。
奏ワークス株式会社 代表 北村政記
ファンドレイザーやNPOの事務局長が一度は聞いたことのある、ドナージャーニー(カスタマージャーニー)という言葉や考え方を知っていても、実際にどうやってNPOの実務で落とし込めばいいか分からない方は多いはず。
そこで、あなたがドナージャーニーを実践するための1つの型が理解でき、効率的に寄付収入や自主事業収入をあげていただくために必要な情報をまとめてみました。
加えて、kintoneを活用することで、どのようにドナージャーニーが実践できるのか?という観点もご紹介させていただきますので、最後まで記事をご参考いただければ嬉しいです。
ドナージャーニーとは?寄付者がNPOの活動を知って寄付に至るまでの一連プロセスを描いたもの
ドナージャーニーは、NPOの事を全く知らなかった人が、NPOの活動を初めて知って、そこから活動に興味を持って、寄付するに至るまでの一連のプロセスを体系的にまとめたフレームワーク(1つの基準となる考え方)の1種です。
寄付に限らず、すべてのサービス、商材に当てはまるもので、寄付者の寄付意欲の度合いを、認知>興味>検討>購入>リピート等という形で段階的に分けて、各段階ごとに必要な施策を実行していくという考えです。
よく、ドナーピラミッドとどう違うの?と混乱されると思いますが、ほぼ同義です。
ドナージャーニーは、1人の人がNPOの活動を知って(認知)、サイトTOPのデザインに興味を持って(興味)、寄付募集ページを読み込み寄付種類を知って(検討)、寄付する(購入)という具合に、1人の人に焦点を当てて、どうすれば知ってもらえる人の量を増やせるのか?知ってもらってからスムーズに寄付に至るまでにどうサイトの導線を考えればよいか?という形で施策を実践していく手法です。
対して、ドナーピラミッドは、サイトに訪れた人、フェイスブックページにいいねを押している人、という形で一属性を分類分けして、その属性に対してどんなアプローチができるのか?という手法になるので、強いて言えば、1人の人に焦点があたっているわけでないということが異なっているかもしれません。
ドナージャーニー、カスタマージャーニーを考える上で最も大切な事
ドナージャーニー等を考える上で、最も大切なのは、認知〜購入(寄付)まで、間をあけずに購入まで至る場合と、認知から1年スパンで寄付(購入)に至る場合の2パターンがあると認識する事です。
認知〜購入まで間が開かない場合とは、例えば、メディア掲載されてからインターネットで検索してすぐ寄付される、という場合であり、認知〜購入まで間が開く場合とは、NPOが主宰する何かのイベントに参加してメールマガジンが送られるようになって、1年後にクラウドファンディングが開始されるをメルマガで知って、クラファンを支援する場合などが挙げられます。
本来、前者の方がNPOとしてありがたいのですが、前者は、どんな事業をやっているのか?に依る部分が大きいので、NPO側でコントロールがしにくいため、後者をいかに再現性高く実現できる体制を構築できるのか?という観点で、ドナージャーニーを活用するのがよいでしょう。
NPOがドナージャーニーを実践するためのテンプレ紹介|メルマガ、kintoneを活用する
ドナージャーニーを実践するには、様々な工程で活用できるメルマガ、kintoneを活用することを軸にして、テンプレを作成するのがおすすめです。
以下、テンプレの全体像や活用ポイントみていきましょう。
ドナージャーニーテンプレの全体像
メディア掲載、検索、SNSのシェア等(認知)、メルマガやライン登録(興味)、メルマガやラインの投稿で定期的に情報が配信される(検討)、寄付キャンペーンで寄付する(購入)、メルマガ等で活動の報告やお礼を行う(リピート)というのが、1つの型になります。
活用のポイント|率を高める仕組みをつくってから数を増やす仕組みをつくろう
NPOがドナージャーニーを活用して売上を上げるために大切なのは、率を高める仕組みをつくってから、絶対数を増やす仕組みをつくることです。
例えば、サイトに訪れる人のうち、少しでも多くの方が寄付募集ページを知ってもらえるように、全ページのフッターに寄付募集ボタンを設置する、こういった施策は、率を高める(サイト訪問者のうち寄付募集募集ページに来る人割合が増えるためにできる事)施策になり、率を高める施策を優先的に高める事は、ドナージャーニーを実践する上で重要な考え方になります。
絶対数を増やす施策とは、例えば、プレスリリースを作成してメディア掲載される事で、NPOの活動を初めて知ってくれる人の数を増やす等になりますが、もし、サイトの導線設計が正しく機能していない状態で、サイトに訪れる人が増えたとしても、最終的に寄付をするアクションまで至る人が少なくなるリスクが高まってしまいます。
ですので、率を高めてから、数を増やすというアプローチの順番は、ぜひ抑えておいてください。
kintoneが活かせるシーン|ファン度を上げるためには有効
ドナージャーニーを実践する上で、kintoneは、リピート寄付等を期待できる体制構築などに活用できます。
寄付見込者や寄付者がどれくらいNPOに関わってくれているのか?が誰でも分かるようにするためには、kintoneが役立ち、例えば、kintoneを見れば寄付者のセミナー参加履歴や寄付決済履歴、メールのやりとりが全て1箇所にまとまっているという状態を実現することで、その履歴を見ながら寄付者とコミュニケーションを取ることができるようになります。
その結果、半年後に寄付キャンペーンを実施する際などに、あの時、ちゃんと自分のことを覚えておいてくれたからもう一度寄付をしよう、等と思ってもらえる可能性が出てきます。
いわゆるCRMを構築し、NPO活動に関わってくれる人のファン度を高めるためにkintoneは有効になるのですが、CRMについて知りたい方は、以下の動画をご参考ください。
ドナージャーニーで1つの型を一巡させて応用しよう
ドナージャーニーをファンドレイジングや自主事業を実施する初期段階で設計することで、限られたリソースでも売上の最大化を見込める手法になります。
初めて聞く人であっても、まずはやってみることに重きをおいて、ググったりしながらでもドナージャーニーの1つの型をつくってみて、実践しながらドナージャーニーをより発展させていくことを心がけてください。
どの段階で、どんなツールを軸にドナージャーニーを組み立てていったら良いのか分からなかったり、自団体で考えたドナージャーニーをブラッシュアップしたいと思われるNPO代表やファンドレイザーがいらっしゃれば、無料でアドバイスさせていただきますので、ぜひお気軽にお問合せください。
あなたのNPO活動全体が大きくなるために、私がお力になれることがあればとっても嬉しいです。
ありがとうございました!
それでは今日も、よい一日を。
NPOで稼ぐ事に興味があっても、どうやって稼げば良いか分からないですよね?
- NPOキャリア10年以上
- NPO業界中心に年収1,000万超え
- 寄付収入実績3億以上
を根拠に、NPO業界で稼ぐことができるための具体的な方法についてご紹介します。
NPOで稼ぐにはCOOかCIOどちらかを目指すしか方法はない
まず結論をお伝えしますが、NPOで稼ぐには、
- 様々なNPOの経営課題を理解し解決方法を提示したり適切な作業を行うCOOになる
- 全てのNPOに必要とされるCRM等の仕組みを導入する事でITの全体最適化を提供するCIOになる
いずれかの手段しかありません。
前者について、私の経験をお伝えすると、1法人5〜15万程度の月額顧問料を頂戴し、各NPOに対する経営課題を乗り越えるためのアドバイス等を提供する事で稼ぐことができています。
時給単価は2万円以上と、効率的に稼げている状況ではありますが、10年以上の歳月をかけてNPOの職員としての経験を積んだり、複数の法人コンサルを行う経験をした結果、ようやくCOOのスキル、ノウハウが身についたという経緯がありますので、すぐに身につけられるものではなく時間が必要になり、再現性が低いのでオススメしません。
一方で、後者は、リピート寄付等を期待するCRMを構築したり、少ない業務時間で運営できるようになる体制を構築する対価として、1法人につき20万円以上の対価を得るというCIO代行業務を執行する内容になり、私が提供するCIO養成講座を受講さえすれば、再現性高くNPOで稼げる能力を身につけることができ、NPOだけでなく営利企業に展開する事で更に報酬を上げるようなキャリア形成ができるのでCIOを目指す方がオススメになります。
1法人での専従ではなく複数法人と顧問契約を目指す
NPO業界は業界全体で年商1,000万以下の法人が5割を占めるという状況であり、売上が少ないが故に、業務に従事する職員等に支払う財源も不足する業界です。
ですので、1法人で正職員を目指すことで、法人の売上規模を大きくして1法人から営利企業と同水準の年収が得られる事を期待することは、最初から諦めた方がいいです。
私も上記展開で自分の年収アップを期待し、1NPOで7年以上勤務しましたが、年収は200万円台の状況で子どもが生まれたのを機に、退職したという経験があるので、オススメはしていません。
ただし、1法人から十分な報酬が得られなくても、複数法人から少しずつ収入を得る事は叶いますので、複数法人に共通する課題を解決できるようになる等のスキル、ノウハウを体得し、複数との契約を行うスタイルを心がけましょう。
ファンドレイザー1本でのキャリア形成はオススメしない
なお、日本の寄付市場を形成する上で、最も重要な役割を担っている日本ファンドレイジング協会さんが、ファンドレイザー=寄付等の資金調達担当=CFO人材を育成している事業などを推進されています。
私もファンドレイジング協会さんには非常にお世話になっていて、NPOでキャリアを目指すきっかけを提供してくれた経緯があるのですが、10年以上ファンドレイザーとして活動する中で、ファンドレイザーのスキルを追求しても、ファンドレイザーが再現性高く、営利企業と同水準以上の収入を得ることは不可能だという結論に至っています。
なぜ、ファンドレイザーは稼ぐのが難しいのか、根拠をご紹介します。
分野によって寄付事業のスケールしやすさが決まるから
寄付の集めやすさは、NPOがどんな事業を行っているのか?どの分野で寄付を集めるのか?これが最も重要であり、寄付が集めやすい分野でない事業を行うNPOは、スケールをすることが難しいです。
- 災害支援、虐待や貧困問題対策、ペットの殺処分対策等の事業を行うNPO=寄付が集まりやすい
- LGBT、中間支援、環境問題等の事業を行うNPO=寄付が集まりにくい
という構造があります。
実は、非常に多くのファンドレイザーがこの事実を認識しないまま、教科書通りに寄付集めを行うと寄付は集まる、と信じてキャリア形成を行う努力をしてしまいがちなのですが、市場やニーズがないものに対して、どれだけ努力を重ねても、実績をつくることが難しい事を覚えておいてください。
上記のように、ニーズ、ウォンツという観点で、どんな分野の寄付が集まるのか?を整理すると、寄付が集まるNPOか、そうでないか?は、事業構築する以前で定まっているという大原則があります。
どれだけ優秀なファンドレイザーであっても、ニーズ、ウォンツが低い事業に対して寄付を集めてスケールさせていくことは難しく、なぜ寄付を集めたいのか?の部分を定義することが、ファンドレイジングの最重要要件である、という事を覚えておいてください。
ここを理解しているか否かで、稼げる(=寄付が集まる事に寄与した結果、報酬が得られる)のハードルは大きく異なるため、ファンドレイザーは注意が必要です。
代表でない者がファンドレイジングを行っても効果が出せない
ファンドレイジングの教科書には、「人は人に寄付をする」という言葉があります。
誰からお願いされたら、寄付が集まるのか?を考えると、法人の代表者、設立者からお願いされることが、最も寄付が集めやすい要因になります。
認定NPO法人日本こども支援協会さんが、1,700万円超のクラファンを達成したことがあるのですが、代表が寄付依頼をした事で寄付が集まっていて金額構成でいうと9割近くを占めていて、私もファンドレイザーとして寄付依頼を行って寄付集めに貢献していましたが金額構成比でいうと、非常に少ない支援しか集めることができていません。
ファンドレイザーが自団体の立場、あるいは、外部の伴走支援者としての立場として、寄付依頼をしても、寄付は集めにくいという事実を、様々な立場で寄付集めを推進した経験を踏まえて少しでも多くのファンドレイザーに知ってもらいたいと思っています。
CIOであれば様々なNPOに価値提供を行い収入が得られる
以上踏まえて、NPOで稼ぐの結論は、CIOを目指すのがよいというのが、10年以上のNPOキャリア、複数NPOのコンサルを経験した私の考えになります。
- 一定規模の市場がありブルーオーシャン状態である
- 自分のレベルに併せて仕事を得られる
という状況になっていますので、気になる方は、CIO養成講座にご興味を持っていただければ嬉しいです。
最初のアクションとして、CIO養成講座のLINEに登録いただければ、私が独立副業して年収1,000万を超えるまでのプロセスを体系化した8時間の無料動画の視聴ができますので、ご登録をお待ちしております。
NPOにとって、非常に重要なテーマであるファンドレイジング。
戦略的にどのように自団体で実践すれば良いか、分からないNPO担当者は非常に多いかと思います。
様々な情報が溢れ返る中でここだけは抑えてほしい、という重要な論点をまとめましたので、ぜひファンドレイジングの戦略を考える上で、参考にしてもらえたらと思います。
①すべてのNPOがファンドレイジングで大きな成果を上げることができるわけではない事を理解する
実は、どの団体も教科書通りのファンドレイジングを行えば、等しく成果が挙げられるのではない、という事実をご存知でしょうか?
これは、私が20団体以上のファンドレイジングを経験する中でわかった、全てのNPOに知ってもらいたい情報です。
NPOのファンドレイジングの成果を定義する、最上位の要因は、事業ドメインです。
どんな事業を行っているのか?寄付を何に活用するのか?次第で、ファンドレイジングの成果は大きく変わってきます。
例えば、災害、貧困、虐待、動物愛護等、等の事業を行っているNPOは寄付を集めやすく、LGBT、まちづくり、環境保全、等の事業を行っているNPOは、寄付は集めにくいのです。
上記を踏まえて、どの程度、寄付財源を見込むのか?、ファンドレイジング戦略を考える上で、最も重要になります。
②新規よりもリピート寄付の最大化を重視するための体制を考える
どのNPOもついつい、いかに新規の寄付者から寄付をいただけるのか?を最優先してファンドレイジングを行いがちですが、実は、いかに1度寄付してくれた寄付者からリピート寄付をいただけるのか?を重視して、戦略的に実践することが大切です。
その根拠は、5:1の法則で、寄付だけに限りませんが、一般的に新規顧客の獲得に要する費用と既存顧客からリピートしてもらえる場合のコストを比較した場合、新規の方が5倍コストがかかると言われています。
もちろん、新規の人が寄付をしてくれることは重要ですが、1度寄付をしてくれた方に、寄付をしてくれた直後からお礼や適切な活動報告を行う体制づくりが整えることを大切にする方が、労力を抑えて、寄付収入の最大化に繋がるという事を抑えてください。
ドナーピラミッドは上がらないという認識を持つ
ドナーピラミッドは、寄付見込者等の参画度合いが上がっていくことを前提に紹介されていることが通例ですが、実は、ドナーピラミッドは上がらないと考えるべきだという認識を持ってもらうことが大切だと、私は考えます。
物品寄付をした人が単発寄付をして、やがて、マンスリーになってくれると、ドナーピラミッドの通例では考えがちですが、決してそうではありません。
例えば、NPOの活動に共感するが経済的な余裕がない人が物品寄付で応援する、それが現実だったりするので、NPO運営側が望む寄付手段にシフトしてくれる事を前提に、ファンドレイジングの戦略を立案すべきではないと、私は考えます。
参照:ドナーピラミッドで寄付実績を伸ばすためにkintoneを活用する
ビジョンを達成する手段として寄付集めの必要性を定義する
助成金や自主事業の財源が限られていて、活動が広がっていかないから、ファンドレイジングにチャレンジしたいと考えるNPOは、非常に多いですが、それはあくまで運営側の都合であり、そのロジックを打ち出しても、寄付は決して集まらない事を理解してください。
NPOが目指したい社会を実現する手段として寄付が必要だ、その点が訴求できない限りは、どんなNPOであっても寄付集めを行ってはいけない、ファンドレイジングのスタートラインに立てていない、という事を覚えておいてください。
ファンドレイジングの戦略は
WHY
WHO
WHAT
の順番で考えるというのが大切になります。
寄付募集と寄付者管理をセットで実装する最適手段を実装する
ファンドレイジングで最も重要な事は、ファン度を高めるです。
ファン度を高めるためには、1度寄付をしてもらった後、適切に感謝、報告を継続し続ける体制をつくる必要があり、そこを叶えるために寄付者の管理システムを整える必要があり、以下のような要件を寄付者管理システムでは満たす必要があります
- 寄付者へのお礼〜認定NPO法人の監査要件を満たすための適切な領収書管理
- 支援者(寄付者やボランティア)、受益者の情報が一元管理されている
- 寄付者の累計寄付金額、累計寄付回数などの寄付決済履歴が1箇所に集約&可視化されている
- 寄付決済履歴だけでなくメール送信履歴等も1箇所に集約&可視化されている
- 寄付者が寄付以外の形で団体に参画してくれる(例えばセミナー等)状況も1箇所に集約&可視化される
- 単発、継続寄付者の月次、年次の実績、継続寄付者の退会状況などの分析ができる
等
上記を自団体で実装するのは無理だと判断し、自団体が寄付売上を大きくできる可能性を秘めているのであれば、できればファンドレイジング事業開始直後からシステム体制を整備することが、戦略的に求められます。
寄付金募集システムについて知りたい方は、寄付金管理システムに必要な要件の定義|20団体以上のコンサル経験を基にをご参考ください。
ファンドレイジングの戦略は専門家と一緒に立案しよう
戦略とは、戦いを省くことです。
お金の出し手に直接的なメリットがなく、季節需要が見込みにくい寄付というサービスは、一般的な企業の商品と比べるとハードルが高く、どの分野のファンドレジングであればどの規模まで到達できそうなのか?の目安を知り、目安に応じてファンドレイジングに必要な施策が何が適切なのか見極めることが寛容です。
- 細く長く少ないスタッフでファンドレイジングを推進する
- 一定段階で事業が大きくなる前提でファンドレイジングを推進する
上記の目利きを行い、ファンドレイジングを計画立案するには、自団体ではなく専門家の力を借りることを心がけましょう。
累計寄付実績3億以上、20団体以上以上のコンサル経験がある私でよければ、1時間無料で対応して、ファンドレイジングの戦略立案のアドバイスができますので、ご検討いただければ嬉しいです。
以上です、記事を読んで下さりありがとうございました!
今日も良い一日を。
自宅でITの仕事が出来たら、通勤時間から開放されたり、子育てと仕事の両立ができたり、好きなタイミングで仕事が出来たりと最高ですよね?
一方で、ITの分野は参入障壁が低いため、競合が激しく低単価競争になりがちで、十分な売上を上げるために働く時間が長くなったり、プライベートとの境目がなくなったりと不安や苦労も考えられます。
かつてはIT自宅仕事経験ZERO(15年間)の状態から、一気に在宅ITの仕事に切り替え5年を経験、年収も右肩上がりを実現できている私の経験を元に、在宅でITの仕事を実現するために重要ポイントをご紹介します。
高単価受注を狙うことが最も大切なポイント
在宅でITの仕事を、継続的に続けていくために、最も大切なのは高単価受注で仕事がもらえるように、自分のスキルを高めたり、顧客の獲得方法を学ぶ事です。
高単価受注ができるようになるために、4つの観点をご紹介します。
プラットフォームで受託をし続けない
クラウドワークス、ランサーズ、ITで仕事の受注ができるプラットフォームには、数々の競合がひしめきあっていて、低単価受注になってしまいがち。
単価が低いと、自然と労働時間が長くなるため、せっかく在宅ITの働き方を実現したとしても、通勤時以上に労働が必要な状況になりかねません。
- クライアントワークのノウハウを一通り一巡して実体験してみる
- 自分のスキルがどれくらいの単価で市場に合うのかを試してみる
そういった事を意図して、単発的に、初心者程、プラットフォームで受注経験を積むのはアリですが、いつまでもプラットフォームに頼らない事を心がけましょう。
上流の仕事を受注する
自分が持っているスキルをいかに、上流工程で受注できるようになるかは、受注単価に直結する重要な要素です。
デザイン、動画編集、ライティング。誰もが思いつくこれらの業務は、在宅ITで仕事をしやすい代表例になりますが、提供できる労働者も多く、言われた事をやるだけになりがちなので、担当を変えられてしまうリスクにさらされています。
これらを単発で請け負うという受注スタイルではなく、提案する法人の市場環境を理解し、その法人の独自の強みを定義し、競合と差別化して勝てるポイントを見つける、そういったスキルを身に着けて、法人の上流工程で受注をした上で、実際に行う作業はデザインやライティングだったりする、そんな受注スタイルができるようになる事で、単価を上げることができるようになります。
競合が少ない仕事を受注する
市場があるけど、競合が少なかったり、競合が全くいないニッチな部分を見つけて、仕事を受注することで、他に提供できる人がいない状況なので、比較的自由に価格を設定して高単価受注ができます。
私は、NPO×CRMという領域に着目し、1法人に対して20万円から受注スタートで、NPO業界の中では高単価で案件受注ができるようになっているのですが、今は、NPOに対しては、1法人で50万円であったり、NPOではなく営利企業に対しては1法人100万円以上で受注できる状況が実現できてます。
NPO×CRMという軸で、展開している競合はほぼいない中、価格を段階的に上げていくことで、現在は20団体以上の取引を行い、高単価化と顧客の絶対数を増やすことが実現できています。
ですので、競合が少ないニッチな所で戦うのは、価格を上げる上で非常におすすめの方法です。
法人に対して価値が高いスキルを身につけて受注する
在宅ITの仕事を、
- 個人から受託する
- 法人から受託する
2つのターゲットが存在していますが、法人から受注する方が、高単価で仕事が得られやすい場合が多いです。
理由は2つあります。
法人の方がお金を持っている
法人は純資産、正味財産等、個人の財布でいう預金、貯金がある、という法人が数多く存在しています。
内部留保という言葉を聞かれたことがあると思いますが、莫大な内部留保を抱えている法人もあるため、適切な価値さえ提供できれば、個人よりも法人の方が高単価で受注できる条件が揃っている法人が多いです。
試しに、お金がないと言われるNPO法人の活動計算書(決算書)をサイトで見てみてください。
NPO法人は、情報公開が義務のため、活動計算書が閲覧できるのですが、正味財産という所をみると、一定の金額が内部留保できているNPOを複数見つけることができます。
法人から受注するためには営業ノウハウが必要になるため、個人向けに事業展開するよりも競合が少なくなる
ITの仕事を法人から受注するためには、必ず法人と商談を行い、交渉して、受注する、受注内容を確実に遂行して納品する等の一連の作業が必要になります。
個人から受注することに比べると、法人の方が決裁者が複数いたり、上記の工程が複雑だったりするため、いわゆる営業だったり、クライアントワークだったりが必須になります。
営業が苦手、やり方が分からない、という部分が参入障壁となり、法人向けに取引をしようと思っているITスキルを有する人の絶対数は限られてくるので、競合を避けるなどで受注しやすい傾向があります。
IT在宅の働き方を叶えるために仕組みをつくって売上の自動化を実現しよう
在宅でITの仕事を安定的に受注するには、高単価受注だけを抑えていればいいのではありません。
私の経験談から、ITで在宅の仕事をするために外せない、更に重要な2観点についてご紹介します。
マーケティングファネルを構築し集客自動化の仕組みを実現する
どんな仕事をするにしても、集客なしには安定的な売上確保は実現できないものですが、マーケティングファネルを構築して、体系的に集客が実現できる仕組みを実装する必要があります。
マーケティングファネル(=NPO業界でいうところのドナーピラミッド)の概念や、実務への活かし方についてご紹介したブログで、詳細はご案内しています。
仕組みをつくる。
この発想が何よりITの仕事を行う上で重要なのですが、仕組みをつくることの大切さを理解いただける以下の図をご紹介させてください。
家の近くに川があって、水が必要な場合、
- いつもバケツを持って川までいく=仕組みがない
- 川と家を水路で結ぐことで川までいく必要がなくなる=仕組みがある
となりますので、後者の方が明らかに生産性が高くなります。
仕組みをつくる=マーケティングファネルをつくる
ことで、在宅ITの仕事が叶いやすくなる事を覚えておいてください。
集客において、ITはマーケティングファネル構築がやりやすい特徴があります。
チラシを100枚配布するだと、何人の人がどこまで読んでくれたか分からないものですが、チラシの内容をブログで紹介すれば、何人が来てくれたか?どれくらい時間をかけて読んでくれたか?どこをクリックしてくれたか?の途中経過が図れるからです。
ですので、ぜひ、ITでマーケティングファネルの構築を実現し、集客の自動化を目指してください。
CRMを構築して既存顧客からの売上最大化を実現する
ITで売上が立てやすい代表的な業務としてCRMがありますが、CRMを構築すれば、常に新規から売上を上げるための優先順位を下げて、既存顧客から追加で別サービスを購入いただけたり、1サービスの加入期間を延長してもらうことで、売上の最大化が見込めることが実現できます。
CRMは、売上規模が1,000万円を超える法人が全体の3割弱しか存在しないと言われるNPO業界であっても、非常に重要な概念として位置づけられていて、全ての法人が実装すべき代表的なITサービスと言っても過言ではありません。
私の場合は、釣りガイド事業とEC事業を行う会社を経営していますが、
- ゴムボート等の販売
- バス釣りガイド
- ゴムボート等の修理
という3サービスを提供しているのですが、人によっては、複数サービスを購入してくれる人がいて、誰がいつどんなサービスを購入してくれたか?誰とどんなやりとりをしたか?ガイド中にどんな会話をしたか?という情報を全てCRMで記録しています。
その記録に基づき、顧客とコミュニケーションをとることで、顧客がリピートでガイドに来てくれるようになったり、以前ガイド中に商品購入に興味があると話していたことを覚えていて、適切なタイミングでメールして、ゴムボートの販売をすることができる、こういったことが実現できています。
上記は完全在宅で完結する事業ではないですが、ITを活用してCRMを構築することで、売上最大化が図れる状況が実現できているため、CRMはIT在宅者にとっては必須のスキルだと思っています。
CRMは、エクセル等では構築が難しく、専門スキルが必要ですので、ニーズがあるけど様々な法人が対応できていない、ビジネスチャンスがある領域になりますので、ぜひご参考ください。
未経験者がてっとり早くITの仕事を身につけられるおすすめ講座
高単価で商品を提供し、集客の仕組みを自動化し、購入してくれた顧客に対する売上の最大化を実現できれば、ITで在宅仕事することは十分可能になります。
あなたがホワイトカラーで身につけたスキルを最大限に活かし、今お伝えしたようなスキルをあなたが実際に身につけてITで在宅仕事ができるようになる事を実現したい方は、CIO養成講座のラインにぜひご登録ください。
ラインに登録いただければ無料動画で在宅でITの仕事を実現するためにもっと詳しい情報をご紹介しています。
それでは、今日もよい一日を。
今まで培った経験を活かして、どうやってキャリアチェンジすれば分からない40代の方へ。
転職して会社員を続けることだけが、キャリアチェンジの手段と思っていませんか?
私も15年間ずっと会社員しか経験がない状態で40歳手前で、副業、独立中心にキャリアチェンジした結果、理想の働き方、生き方が実現できるようになっています。
現在4つのパラレルキャリアを実践し、数年間でやりたい事と収入のバランスを保ちながらキャリアを変えてきた実体験をシェアしますので、あなたのキャリアチェンジを考える上で参考になれば嬉しいです。
40代で4つのキャリアチェンジを経験し収入は逓増
24年11月現在、44歳になる私は、40代になってから以下の4つのキャリアチェンジを経験しています。
- 15年間会社員→副業、独立
- 作業代行中心の個人事業主→アドバイス中心の個人事業主
- 労働集約型の単一事業展開→EC事業も複合した事業展開
- 業務委託契約→雇用契約
以上のチェンジを行う中で、年収は以下のように推移し、一気に収入を上げることができているという状況です。
会社員→会社員という転職によるキャリアチェンジではなく、副業、独立という自営の割合を増やす上でのキャリアチェンジについて、特に独立、副業、未経験の方にはお役に立てると思われる情報を整理して、詳しくお伝えしていきます。
副業独立のポイント|会社員しか経験したことがないから副業、独立が成功しないという思い込みは間違い
私の人生で最も大きなキャリアチェンジは、会社員→副業、独立へのシフトでした。
未経験のわたしが独立、副業を成功できた具体的な方法は、別記事でご紹介しているので参考にしてもらいたいのですが、独立前の私は、独立、副業しても収入が不安定で大変じゃないか?という誤ったイメージを抱いていました。
しかし、未経験=稼げない、独立副業は難しいというのは誤りであり、十分な市場、単一言語、同質性の高い、これだけの好条件を満たした状態で起業できる日本人は、会社員時代の経験を活かして副業、独立して十分な収入を得ることは、未経験でも簡単だということに気付かされました。
とはいえ、経験がない人ほど、過去の自分の経験に引きづられるのはしょうがいない(私もそうでした)と思いますので、会社員時代から独立副業を実践するために役立つ情報を配信している、ユーチューバー等で除々にマインドを変えていく、という事をやってみることが、一番大切な事だと認識してください。
作業代行をずっとやりつづけるのではなく経験、実績を積んだら顧問契約にチャレンジしよう
私はNPO法人に対してのCFO(寄付などの資金調達担当)としてのキャリアが最も長いため、独立当初は個人事業主で1団体に限らず、複数団体の寄付事業の立上げや軌道に載せるための伴走支援で売上を上げていました。
独立当初は、作業代行が中心で私が実務に入って手を動かす事で顧客であるNPOに価値を提供するスタイルしか実践していませんでした。
作業代行のニーズは非常にあるのですが、作業代行ばかりだと限られた自分の時間を使っていかないと、売上を上げることができずに、仕事が増える程、忙しい状況に陥ってしまいます。
経験が浅い駆け出しの個人事業主は、作業代行中心でいいのですが、いつまでも作業代行を続けるのはよいキャリアの積み上げ方ではありません。
ですので、一定のタイミングで作業代行→アドバイス中心の顧問契約に切り替えるという意識を持つことが重要です。
例えば、以前は作業代行で毎月5万円月10時間くらいの時間を投下していたのを、アドバイス中心に切り替える事で、同じ5万円でも月2時間などに労働時間を短縮することは、十分可能になります。
- まず作業代行で経験、実績を積む
- 顧客の課題を先回りして経験することで、情報提供するだけで顧客に価値が提供できるようになっていく
- 作業代行からアドバイス中心の顧問契約に切り替える
というステップを行うことで、実質上のキャリアチェンジ、あるいは高単価化をすることができるようになります。
趣味で始めた副業の収益性を高めてキャリアの幅を拡げることに成功
私はバス釣りが趣味なのですが、生まれて初めて副業は琵琶湖でのバス釣りガイドを始めることで成功することができています。
趣味で副業を始めるのは、未経験者でも収益を上げる上でのオススメ方法ですが、一定の売上を上げることができたのであれば、同じ顧客に対して複数の価値を提供できる可能性が高いという事を認識し、新しい事業を展開するというのも、1つのキャリアチェンジの方法です。
岸からは釣れないので、湖上に出て大きな魚が釣りたいという顧客のニーズを満たすため、釣りガイドを行いましたが、ガイドをやっているうちに、ガイドで使っている乗り物を買いたい、釣具屋にはガイドで使っている乗り物(ゴムボート等)が売っていないので、詳しい使い方を知りたい、というニーズがある事に気づきました。
事業を始めて、顧客のニーズを聞き取り、そのニーズを満たすためにEC事業を立ち上げることで、ガイド以外にも売上を立てる事業展開に成功することができています。
- 必ず顧客のニーズを満たすために新しい事業を行う
- 新規事業を立ち上げるためには一定の投資(サイト構築代等)が必要である事を理解する
- 既存事業で得た利益を再投資して新規事業に充てる
こういったポイントを抑えることで、順当にキャリアチェンジを成功させることができます。
業務委託先の売上が急増した事で雇用契約に切替も可能
実は私は現在、100%独立のみで収入を得ているのではなく、一部会社員としての収入もある状況で働いています。
一度独立すると、会社員に戻れることはないという勘違いをしている方がいらっしゃるかもしれませんが、業務委託契約から雇用契約に切り替えるというキャリアチェンジのパターンもありますので、その実例をご紹介します。
なぜ業務委託契約→雇用契約に切り替わったか?を一言でお伝えすると、業務委託契約で顧客の成果が出たからです。
業務委託契約で売上が伸びたので、その売上を使って人を雇用する必要性が出てきたという状況になり、数年間、業務委託で事業を伴走していたので、他のメンバーを新規募集するのではなく、私の契約を切り替える方が、私と顧客、双方にとってメリットがあるとなって、契約が切り替わったということがあります。
ですので、あなたの業務委託のスキルが高まり顧客に価値提供できることが増える程、雇用契約として会社員に戻るというキャリアチェンジも可能だということを覚えておいてください。
あなたには既にキャリアチェンジに必要な経験は備わっているが市場に出していないだけ
以上、色んな観点で私の経験を記載しましたが、私の約20年間のキャリアを振り返ってみると
- 会社員の経験が活きてチャリアチェンジできた要因7割
- 副業、独立して身につけた事でキャリアチェンジできた要因3割
という感じで、新たな事を知る努力は必要だけれど、既にスキルや経験の大部分は、独立せずとも自分に備わっていたということに気づきました。
もちろん、新たな学びにチャレンジすることは大切なのですが、あなたのほんの少しだけ先を経験している立場として、一定の自信を持って欲しいということも伝えたいです。
ホワイトカラーを数年以上経験している人は、再現性高く、間違いなく起業、副業を成功させることはできる、と断言します。
様々なパラレルキャリアを実践し、すべてのキャリアに共通して、ホワイトカラーなら再現性高く、パラレルキャリアを成功させ、キャリアチェンジができるようになりたい方は、唯一無二の講座をつくっています。
ご興味ある方はぜひ、CIO養成講座のLINE登録をしてもらって、8時間の限定動画を受け取ってください。
受験勉強だと塾に通うが当たり前ですが、起業副業を成功させるためのノウハウを学ぶということも、塾と同じような価値を提供できる講座に申込みをしてもらう事で、時間を一気に短縮して稼げるようになることが、十分可能ですので、一緒に学んで人生を変えましょう!
ありがとうございました!
どうやってワークライフバランスが取れる働き方ができるようになるか、迷いますよね?
条件の整った会社に転職する、自分で副業を始める、等、選択肢がありすぎるからこそ、迷いは生まれるものです。
- 付き合いたい人を選んで仕事する
- 年収1,000万超
- 労働時間の総量を自分でコントロールできる
- 自分しかできない仕事を評価されてやりがいを感じる
仕事に関して上記の条件を満たしつつ、8歳、6歳、2歳の子育てに関わり、授乳以外はすべて対応できる程育児参加をしている状況を実現できている私が、ワークライフバランスが取れる仕事をできるようになるためのポイントをご紹介します。
会社員より自営の方がワークライフバランスを実現しやすい
ワークライフバランスを実現する仕事として、会社員VS自営という2軸で比較する場合、どうしても自営の方がワークライフバランスが取りやすいという形で軍配があがります。
- 会社員歴15年
- 自営歴5年
両方を経験する中で、自営の方がワークライフバランスを取りやすいという結論に至っているのですが、その根拠を詳しく見ていきましょう。
人間関係、収入、労働時間、やりがい、4つの観点での会社員と自営におけるワークライフバランス取りやすさ比較
ワークライフバランスを構成する4つの観点を取り上げつつ、それぞれの特徴をまとめてみました。
会社員 | 自営 | |
人間関係 | コントロール不可 会社が環境を決める要因が大きい |
コントロール可能 誰とどんな取引をするかを選択できる (個人も法人も) |
収入 | 会社が求める成果を出せば増収可能 ただし、昨対比2倍などは期待しにくい |
顧客が求める価値を伝え、合意が成立すれば収入が得られる 自分でコントロールできる領域が広い |
労働時間 | 長時間勤務、通勤に時間を充てるがセットでつく場合が多い 労働時間=自分の収入に直結しない仕事の割合が大半を占めることも |
高単価で商品をつくる等で、労働時間の総量コントロールが可能 収入増加に直結する仕事だけに特化して労働することが可能 |
やりがい | チームで大きな仕事を実現することでやりがいを得られやすい | すべてが自己責任で、仕事の評価が自分の仕事ぶりに直結する意味ではやりがいを感じられる |
以上、それぞれの観点でのポイントをまとめてみましたが、総じて、会社員よりも自営の方が自分でコントロールできる領域が広いという特徴があります。
ただ、自営の場合は、収入の1観点が他観点に与える影響が非常に大きく、収入面が安定しない場合は、ワークライフバランスが一気に崩れるリスクがある事を、覚えておいてください。
逆に、収入の安定化が見込めそうなら、ワークライフバランスがとりやすいのが自営であるとも考えらます。
会社員か自営の2項対立ではなく、会社員で副業しながら自営の割合を減らす努力をすべき
日本の全会社員が再現性高く、ワークライフバランスを実現するためには、条件のよい会社員に就職すれば叶うのではく、思い切って独立すれば叶うものではありません。
会社員をやりながら、副業を始めて自営の割合を高めながら、やがて独立する。というのが最もおすすめになります。
具体的事例として、私の体験談の概要をご紹介します。
- ①会社員のみ経験期:新規事業立上げに寄与できる等、会社員でやりがい感じるも年収は200万円台であった
- ②会社員と副業の兼業期:人生初副業(趣味のバス釣り)を始め、数年で100万円以上の収入が得られるようになった
- ③独立期:徐々に年収増加に成功し、人、場所、時間のコントロール領域が広がり、ワークライフバランスが実現できるようになった
以上のように、段階的に自営の割合を高めていくことで、理想のワークライフバランスを実現できるようになっています。
詳しい経緯を知りたい方は、40歳脱サラ起業体験談|失敗しないためのポイントを体系的に解説をご参考ください。
ホワイトカラーの経験を活かして、人生初の副業を成功させたい会社員の方は、マイクロ法人CIO養成講座にぜひ興味関心を持ってもらえたら嬉しいです。
以上です。記事を読んでいただきありがとうございました。
それでは、今日もよい一日を!
長年の趣味で副業を始められたらいいけど、どうやってやれば分からない。
その悩み、とても良くわかります。
数年前の私は15年間会社員で副業未経験者でしたが、趣味のバス釣りで副業を始め、いつのまにか事業拡大し法人成りを経験し、現在は4つのパラレルキャリアができるようになっています。
凡人の私でも、バス釣りが好きな気持ちを形にし続けることで、趣味で稼ぐことができたので、これまでのプロセスを体系的にまとめて、同じように趣味で稼げる人のお役に立てたら嬉しいなと思い、記事を作成いたします。
趣味を活かして人生初副業開始から法人成に至った経緯
2016年からバス釣りガイドを始め、2020年から事業拡大に成功し、法人を設立するに至っているのですが、その経緯をざっとまとめてみます。
社会人10年目くらいで久々にバス釣りにハマる
昔から好きだったバス釣りを転職して時間がとれるようになったのを機に、再開するようになったのが、最初のきっかけでした。
再開した時には、学生時代にはお金がなくて手が出なかったフローターという乗り物をやってみたいと思い、釣りをしたのですが、フローターを乗って釣りをして、人生で始めて大きな魚を釣ることができ、放心状態になりました。
この時に、ふと、フローターでバス釣りガイドをやっている人はいないんじゃないか?と思ってネットで検索してみると、誰もいなかったので、じゃあやってみるか!と思ったことで、副業を決意しました。
見様見真似でサイトを作ってみる
副業を始める上で一番のハードルは、サイトをつくる事でした。当時はワードプレスの立上げ方等、全く知識がなかったので、個人向けに事業を展開している勤務先のサイト構成をTTPして、パワーポイントで写真、テキストを構成し、ウェブページの原稿を作成しました。
その原稿を、ココナラに登録してワードプレスにしてもらう作業を、5,000円でお願いし、TOPページと問い合わせページとブログ機能が搭載されたサイトを何とかつくることができました。
ガイドだけでなくEC事業も始める
競合がいない事、日本でも一番大きい釣り市場である琵琶湖でガイドをしている事等が功を奏し、順調にガイドの売上を伸ばすことができ、いつのまにか、100万円以上の収入が得られるようになっていました。
そして、更に事業を拡大したいと思い、ガイドだけでなく、フローターの販売もやりたいと考え、フローターを販売しているメーカーに交渉して、商品を仕入れる体制をつくることに成功し、何とかサイトにEC機能も搭載することができ、EC事業を始めることができるようになります。
消費税を払いたくないので法人を創る
ガイド業、EC業も順調に売上が推移し、独立を果たし他の事業も行う中で、様々な事業の総額売上で1,000万円を超える目処が立った段階で、法人を設立するに至り、現在も継続的に売上が立つ状態が維持できている状況です。
始めて副業を始めてから、8年以上経過していますが、今も趣味で稼ぐを継続実践ができています。
副業で稼ぐための具体的な方法|段階に応じて必要な事業に注力する
ここからは、8年間で経験した副業で稼ぐために、どんなタイミングで何をするべきか、どんな事に気をつけるべきかを整理してご紹介していきます。
①市場、需要、供給状況に合わせて適切な方法で事業を始める
趣味で稼ぐためには、個人向けに事業を行う方法がほとんどだと思いますが、適切な市場を選び事業を始めることが全てだと言っても過言ではありません。
事業を行うといっても、大別すると2つの手段があります
- 自分でサービスを創る
- 誰かのサービスを紹介する(アフィリエイト等)
私の場合は、前者の展開を行っていますが、市場、需要があり、供給が追いつていない事をみつけたから自分でサービスを創るというアプローチが適切だったと言えます。
市場、需要があるけど、供給も十分されている場合は、アフィリエイト等で展開する場合が適切な場合があるので、まずは、どちらの展開で事業を始めるのかを考えましょう。
市場、需要、供給については、40歳脱サラ起業体験談|失敗しないためのポイントを体系的に解説で詳しく紹介しています。
②価値を伝えるためのサイトを構築する
事業を決定した後に、まずやるべきはサイト制作です。
ワードプレスで、1〜2万円などの有料テーマをつかって、私が実践したような形でサイトの内容自体は自分である程度考えて、ワードプレスを立ち上げる部分を外注するのがおすすめです。
1番重要なのは、自社の独自ドメインを取得することで、ドメインを取得せずwix.comなどのドメインを借りてサイトをつくってしまうと、後々、ドメインパワーがつかないので、SEOで上位表示されて売上につながる展開が見込めないようになるので、必ず、独自ドメインを取得しましょう。
- ドメインの取得料
- ワードプレスの構築代行
- レンタルサーバー(エックスサーバー等)の維持費
以上の経費として、年間2,3万くらいの経費は最低でも必要だと認識してください。
③顧客が集まる仕組みを作り実践する
継続的に売上を上げるために最も大切、かつ、ハードルが高いのが、顧客を集客し続ける仕組みを考えて、実践する事です。私の場合は、以下の2種類で段階に応じて、集客の仕組みを変えて機能するようになりました。
フェイスブックグループに投稿する
事業立上げ当時は、バス釣り同好会というFacebookページが立ち上がっていたので、そちらのグループに、魚が釣れた釣果や釣り方の投稿を定期的にすることで、集客につなげていました。
同じ趣味の人が集まるネット上のコミュニティはいくらでもあると思うので、この方法がてっとり早く集客ができる方法だと思います。
SEOライティングを実施する
事業がある程度軌道に乗った後は、SEOを勉強し、顧客が検索するキーワードが何かを調査し、特定キーワードで上位表示されるためにはどんなブログを書けばよいか?を考えて、ブログを書くようになりました。(2017年11月から毎日投稿を辞めてSEOライティングを始めました)
琵琶湖ガイド 安い
などのキーワードで上位表示される状況が実現できるようになったので、1度ブログを書けば、継続的に集客ができる仕組みが構築できています。
④少ない労力で青色申告に対応するためfreee等に加入する
副業で稼ぐには、稼いだ後に事業税を取られないように対策を打つ必要性が出てきます。
事業税を払わない状況を実現するためには、以下の3点を全て満たすことで、青色申告特別控除が適用され、事業税を払うための最低所得の基準を下げることができます。
- 青色申告承認手続きを行う(税務署に書類を出す)
- freee等を活用して複式簿記ができる体制をつくる(月3,000円くらい)
- 格安の税理士さんに記帳代行等を依頼する(年間10万円くらい)
上記は、一定の経費が必要になるので、副業でいくら稼げているか次第で、どこまで上記を実行するかは人次第ですが、費用もかかるが手間を削減できる(確定申告などを外注できる)ため、浮いた時間で売上を上げるために労力を投じたい人や、会社員の本業が忙しくてあまり副業に時間を充てれない人は、ぜひ、上記3つを3点セットで実行することをおすすめします。
⑤適切に経費計上できる体制をつくる
④と関連する事ですが、副業を行うと、事業に必要なものを経費として計上することができるようになります。
ここでポイントなのは、副業をやらないにしても今まで払っていた支払いを、経費計上することができる点です。
例えば、在宅で副業をする場合は、家賃のうちの何%かを、家事按分といって経費に計上することができます。
私の場合は、昔から欲しかったけど、手が届かなかった魚探を経費にしたり、新車を会社名義で購入することで経費にしたり(琵琶湖までガイドに行くのに車が必要になるため)と、プライベートと仕事をうまくバランスさせて、経費の仕組みを有効に活用できるようになっています。
経費を活用して、正しく節税することも、直接稼ぐことではないですが、副業をする人は知っておいて損はないでしょう。
⑥効率的に問合せ対応や既存顧客対応ができるCRMの体制をつくる
個人向けに事業を行う全法人がハードルが高いが、導入する事で、生産性が高まったり、既存顧客からのリピート売上が期待できるITサービスとしてCRMというのがあります。
私はCRM専門家なので、CRMがなくてはならないサービスであるかをよく理解しているのですが、細く長くでも、継続して副業で稼ぎ続けるためには、CRMを外注して構築するのがおすすめです。
釣り事業では、ガイド利用者、EC利用者、修理依頼者、興味があってフォームからの問合せ者
という、様々な入口から接点を得る展開をしていますが、その情報を一元管理して、1人がどれくらいサービスを利用してくれているか、過去の顧客とどんなやりとりをしたか?をCRMで管理ができています。
好きを続けることで唯一無二を目指して緩やかに稼ごう
以上でご紹介したポイントを抑えることで、継続的に少ない労力で趣味で稼ぎ続けることが可能になります。
何より大切なのはやり続ける事。好きだからやってみたい、の気持ちを大切にしながら、新しい事にチャレンジし続ける事で、すごく大きな収入にならなくても、誰もが見つけられなかったニッチな市場で唯一無二になったり、競合と差別化が図れるサービスが提供できるようになることで、単発ではなく稼ぎ続けることができるようになります。
趣味で稼げる人が増えることはとても嬉しいので、ぜひ、あなたもチャレンジしてみてください。
CRMコンサルに興味があっても、どうやったらコンサルになって報酬が得られるか分からないですよね?
会社員しか経験したことがなかった私が、CRMコンサルとして20法人以上で取引ができるようになった経験を言語化し、どんなステップでコンサルになれるかについて、解説します。
この記事にたどり着いたあなたなら、コンサルになれます。ぜひCRMコンサルを目指しましょう!
CRMコンサル実績0から20法人以上のコンサルができるようになった経緯
私は元々会社員しか経験がなく、会社員時代は、CRMの担当を任されたことがあったにも関わらず、うまく実装できずに担当を外されたことを経験しています。
しかし、今では会社員から独立し、4年以上の歳月で何とかCRMの知識を実践する中で、振り返ってみると20法人以上にコンサルを行った実績をつくることができ、年収も1,000万円を超える状況が実現できています。
そのプロセスを因数分解し、どうやったら私のように未経験からCRMコンサルになれるか?について、詳しくご紹介をしていきます。
3大ポイントを抑えることでCRMコンサルになれる|適切なツール選定、実践、営業スキル習得
CRMコンサルになるには、
- 適切なツールを選定する
- 実践の機会をつくる
- 営業スキルを身につける
この3ステップを乗り越えることで、CRMコンサルになることが叶います。順番に見ていきましょう。
エクセルやスプレッドシートではCRMの構築が難しい
まず最も重要なのは、適切なツール選びです。
CRMの例として、薄毛に悩む人を対象にしたサロンの例をみてみます。
私の友人が通っているサロンでは、サロンに通うごと施術中に抜けた毛の量を計測し、見える化してくれるサービスが行われています。
このサービスがあることで、通院する度に抜け毛が減って、通院の効果が実感できるため、サロンに通い続けているそうです。
この仕組みがまさにCRMであり、CRMをどうやって実装するかを考えてみると、エクセルやスプレッドシートでは難しいということがわかります。
このケースだと、人に関するデータが溜まるファイルと、抜け毛に関するデータが溜まるファイル、2種類が必要になるのですが、2つを紐づけることがエクセルやスプレッドシートだと難しくなり、1つのファイルで列を追加してどんどん抜け毛データを追加するような運用になってしまいます。
ですので、CRMの機能はエクセルや、スプレッドシートでは難しく、キントーンだと2ファイルを連結するという機能(=アプリ間連携)があるので、キントーンやZOHO、セールスフォースといったツールを活用しない限り、法人にCRMの仕組み導入が難しいです。
ですので、まずは適切なツールを使ってCRMを実装することを心がける必要があります。
「知っている」から「できる」にならないとコンサルができない
先ほどお伝えした、キントーンなどのツールやCRMについての考え方を知っている人はたくさんいらっしゃると思いますが、実際にツールを使って、CRM機能を実装できる、設定ができる人はほとんどいません。
ですので、知識を知っているだけではなく、自分でCRMに適したツールを触って、現場で実践する機会を創らないと、CRMコンサルタントになることはできないでしょう。
コンサルになるとは、単に名乗るのではなく、CRMを法人に実装して、その対価として報酬を得る、と定義するならば、自分が実践する機会をつくらないと、CRMコンサルになることは、絶対に叶いません。
CRMスキルがあっても法人に営業しない限りはコンサルになれない
どれだけCRMコンサルスキルに長けていたとしても、当たり前のことですが、法人に提案営業を行い、価値を理解してもらって報酬を得るというやり取りを成功させることができなければ、CRMコンサルになることはできません。
例えば、新規顧客の売上を追い続けることにコストをかけるより、既存顧客からのリピート売上にコストをかける方が、少ない労力で売上があがります、そのためにCRMを導入しませんか?
という提案をすることで、CRMに興味を持ってもらえる法人を増やせる可能性が高いですが、そのように価値を伝えて、価値を理解してもらって、受注して納品する、営業から始まる一連のクライアントワークができるようにならないと、CRMコンサルになることはできません。
全てのステップをクリアしてCRMコンサルになれる方法
以上を踏まえて、副業や独立するための武器としてCRMコンサルを目指したい、と思われた方は、ぜひ、CIO養成講座に来てください。
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